肌のハリと弾力を保つ真皮の働きとは!?

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年齢と共に気になる肌のたるみ。たるみの原因は、肌のハリや弾力を司る真皮層にあります。
本日は、この真皮(しんぴ)の働きについてお話したいと思います。

肌のハリや弾力を保つ真皮層とは!?

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真皮は、表皮の下にありクッションのように肌のハリや弾力を保つ働きをしています。
シワ、たるみ、毛穴の開き(たるみ毛穴)と関係している部分でもあります。

真皮は、主にコラーゲンエラスチンという線維状のたんぱく質と、
その間を埋めているヒアルロン酸プロテオグリカンなども存在しています。

コラーゲン線維とエラスチン線維が網目状になり、その隙間をヒアルロンやプロテオグリカンなどの基質が埋めつくし、ふっくらとハリのある肌が保たれているのです。

例えると、ベットのような構造です!
コラーゲンはベットのスプリング、エラスチンはベットをつなぎとめる部分。
そして、ヒアルロン酸やプロテオグリカンはスポンジ部分。

ベットも長年使っていると、スプリングとクッションがへたってしぼみ、弾力がなくなってきます。
肌もこれと同様です。

年齢と共に、コラーゲン(スプリング)やヒアルロン酸、プロテオグリカンなど(クッション)の働きが低下、
減少し、ハリや弾力が失われてきます。

ここで各成分の働きをご紹介しましょう。

●コラーゲン
丈夫な線維状のたんぱく質で真皮の70%を占めています。
強い弾力性があり肌のハリ、弾力を支えています。
年齢とともに機能が低下し、40代後半には生産能力がなくなると言われています。

●エラスチン
ゴムのような弾力のある線維でコラーゲンをつなぎ止める働きをしています。
コラーゲン同様に年齢と共に低下し、弾力がなくなるためシワやたるみの原因になります。

●ヒアルロン酸
コラーゲンやエラスチンの隙間を埋めるゼリー状の物質で保湿力に優れています。
減少すると真皮の水分量が低下し、肌のハリや弾力がなくなります。

●プロテオグリカン
ヒアルロン酸と同様にコラーゲンやエラスチンの隙間を埋めています。
プロテオグリカンは、保水力が非常に高くヒアルロン酸やコラーゲンを生み出す力があります。
低下すると、真皮が薄くなりシワやたるみの原因に。

皆様も普段、聞いたことのある成分が真皮には存在しています。
そして、これらは肌のハリ、弾力を保つために欠かせない重要な成分です。

次回も、真皮についてもう少しお話させていただきますね。

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そんな願いを込めて書いています。

ティナロ化粧品代表・美容家齊藤あき