UV化粧品を選ぶポイント!紫外線吸収剤と散乱剤について

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前回は、紫外線の種類&日焼け止めの数値の意味についてお話いたしました。http://tinaro.net/note/?p=135
皆様のお使いのUV化粧品はいかがでしたか?

さて、UV化粧品には、紫外線をカットするために「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」が使用されています。
こちらもUV化粧品を選ぶ際のポイントとなりますのでご紹介したいと思います。

紫外線吸収剤&紫外線散乱剤とは!?

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◆紫外線吸収剤
紫外線を吸収する科学物質のこと。
紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変化させて紫外線の浸透を防ぎます。

散乱剤と比較すると吸収剤の方がUV効果が高いのですが、肌の上で化学反応を起こすため刺激となる場合があります。
肌が弱い方や敏感肌の方は、赤味やかぶれを起こす場合もあります。
ジェルタイプや化粧水タイプのUV化粧品に配合されていることが多く、白っぽくなりにくくサラサラしているのが特徴です。

~代表的な成分~
メトキシケイヒ酸オクチル
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(商品名:パルソール)
オクチルトリアゾン
パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル
オキシベンゾンなど

◆紫外線散乱剤
紫外線を肌の上で反射させる物質のこと。
散乱剤(パウダー)が肌を均一に覆って紫外線を反射&散乱させて肌への浸透を防ぎます。
肌の上に、UVカットのベールを巻くようなイメージです。

主に酸化チタンや、酸化亜鉛などの無機粉体が使用されます。 酸化亜鉛は、抗炎症作用があり日焼け後のローションなどにも配合される場合があります。
クリームや乳液タイプのUV化粧品が多く、吸収剤に比べ肌へ優しいのですが、白っぽくなりやすいです。
また、UV効果の持ちが悪いので汗をかいたら塗り直しが必要です。

~代表的な成分~
酸化チタン
酸化亜鉛
酸化セリウム
カオリンなど

Q,日常生活にはどちらがおすすめ?

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日常生活では、なるべく肌への負担が少ないものがおすすめです。
高SPFである必要はないので、紫外線散乱剤の日焼け止めが良いでしょう。
紫外線散乱剤の日焼け止めは、
「紫外線吸収剤不使用」
「紫外線吸収剤フリー」
「ノンケミカル」
と記載されています。

分からない場合は、店員さんに「ノンケミカルタイプの日焼け止め」とお話すれば、おすすめの商品を紹介してくれると思います。
是非、UV化粧品を選ぶ際の参考にしてくださいね♪

☆彡ティナロに関わる全ての人が、いつまでも健康で美しく笑顔でありますように・・・☆彡
そんな願いを込めて書いています。

ティナロ化粧品代表・美容家齊藤あき