今すぐやめて!唇の乾燥を促進させるNG習慣5つ

まだまだ乾燥が気になるこの季節。唇が乾燥して悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
ふっくら潤いのある唇は女性らしさを高め、逆にガサガサの唇は女性らしさを半減させます。
唇の乾燥の原因は、空気の乾燥や合わない口紅などの外的要因によるもの、もうひとつが胃腸の弱りなど内的要因によるものが考えられます。
本日は、外的要因による唇ケアについてお話したいと思います。

知ってた!?唇は粘膜でとってもデリケートな部分

唇は顔の中にあるので、以外と知らない方が多いのですが“粘膜”の一部なんです。
粘膜は、雑菌やウィルスと戦っている部分ですので、唇が乾燥したり荒れたりすると、雑菌などが侵入し口内炎が出来きたり体調も崩しやすくなります。
また、皮脂や汗腺もなく角質層も薄いので、皮脂膜(皮脂と汗からできる保護膜)を作る事もできず最も乾燥しやすい部分です。
ターンオーバー(生まれ変わりのサイクル)は、肌が約28日周期に対し、唇は約4日と言われ、いかに角質層が薄く再生スピードも早いかがうかがえます。

唇の乾燥を促進させるNG習慣5つ

・唇をなめるクセがある
唇が乾燥すると、舐めたくなりますが体温ですぐに唾液が蒸発し、その際に唇の内部の水分まで奪われ蒸発してしまいます。
乾燥が余計に進んでします原因になりますので我慢しましょう。

・クレンジングで口紅を落としている
お顔のクレンジングと一緒に口紅のも落としている方が多いと思いますが、オイルタイプやジェルタイプ、リキッドタイプのクレンジング剤は洗浄力が強いので避けましょう。
唇は、皮脂腺や汗腺がなく自ら潤いを与える事ができません。負担をかけず落とすには、化粧品用の植物オイル(ホホバオイルなど)で優しく落とすとよいでしょう。

・濃い口紅が好き
口紅は、色をつけるためにタール色素が使われており、それが原因でかぶれる方もいらっしゃいます。
唇が荒れている時は、色付きの口紅はさけるようにしましょう。また、ウォータープルーフなど落ちにくい口紅も荒れや乾燥の原因になりますので気を付けましょう。

・口呼吸をしている
口からの呼吸は、呼吸の際に空気が唇に常に触れやすくなるため乾燥の原因となります。
乾燥している方は、無意識に口呼吸の方が多いので意識してみましょう。口呼吸がクセになっている方は、マスクをすると自分が吐いた息の水分で潤いが保てるので活用してみるのもよいでしょう。

・食事の後、唇を強く擦るクセがある
唇は粘膜で皮膚が薄い部分なので、摩擦はNGです。食事の際や後に、ティッシュやナプキンなどで唇を強くクセがある方がいらっしゃいますが
これも唇を乾燥させる原因となりますので気を付けましょう。

唇が乾燥している時は、刺激がないものでこまめな保湿を

唇が乾燥し荒れている時は、刺激の強い口紅などは避けるようし負担を与えないことがベストです。
リップクリームは、ミツロウで出来たリップクリームやワセリンなどがおすすめです。
はちみつを塗る方がいらっしゃいますが、食用は不純物も多く甘みがあるので逆に舐めてしまって余計に乾燥する場合がありますので
食品用は塗布しないようにしましょう。

乾燥がひどい時は、ワセリンホットパックを試してみて!

準備するもの
・ワセリン
・ラップ
・蒸しタオル(ハンカチサイズのタオルでOK)

ワセリンを唇に隠れるくらいたっぷりと塗布します。
ラップをして、電子レンジで温めた蒸しタオルを重ねて冷えるまで温めましょう。
プルプルの唇になりますよ♪
是非、試してみてくださいね。

☆彡皆さんがいつまでも健康で美しく幸せでありますように☆彡
そんな願いを込めて書いています。

ティナロ化粧品代表・ホリスティック美容家
齊藤あき