お肌も心も美しく。腸をキレイにすると幸せホルモンがアップするってホント!?

腸と肌は密接な関係にあります。便秘など腸内に老廃物や毒素が溜まると、血液を介して体中に行き渡り肌にも悪影響を及ぼします。肌荒れはもちろん、乾燥やくすみ、シミなどの原因にも。そして、腸内環境の乱れは「心」にも大きく関係している事をご存じでしょうか?
腸には、幸福感を作り出す「セロトニン」というホルモンが大きく関わっており、腸内環境が乱れる事でセロトニンの分泌が減少し、鬱っぽくなったり、イライラしたりキレやすくなります。本日は、腸内環境と心についてお話したい思います。

心を幸せに導くセロトニンの9割は腸で作られる!

セロトニンは、脳内伝達物質の一つで9割りが腸で作られいます。腸が「第二の脳」と言われるのもそのためです。
セロトニンは、別名を幸福ホルモンとも言い心や精神を安定させる大切なホルモンです。
このホルモンがきちんと分泌されると、幸福感に満たされ前向きな気持ちになります。
逆に分泌が減少すると、感情のバランスが乱れイライラしたり不安になったり、やる気がなくなったり、鬱っぽくなってしまいます。心を幸せに、幸福感に満たされた毎日を送るには、食事や食事法を見直し腸内環境を整える事が大切になります。

腸内環境を整える、積極的に摂取したい食材3つ

〇食物繊維
第6の栄養素と言われいる食物繊維は、善玉菌の餌となり腸内を酸性に保ち腸内を健康に保つ働きがあります。食物繊維には、水溶性食物繊維(水に溶ける)と不溶性食物繊維(水に溶けない)があります。
・水溶性食物繊維・・海藻類、こんにゃく、里芋など粘性のあるものに含まれ腸内で善玉菌を増やす働きがあります。また、糖質の吸収をゆるやかにし血糖値の上昇を防ぐ働きがあります。
・不溶性食物繊維・・ごぼうやセロリ、大豆、玄米、サツマイモ、穀物、りんご、きのこなどに含まれ便のかさを増し腸を刺激して排便を促します。水溶性&不溶性を1:2の割合で摂取すると良いと言われています。

〇発酵食品
麹菌、酵母菌、乳酸菌、納豆菌などの発酵食品は、腸内の善玉菌を増やし腸をキレイに掃除する働きがあります。味噌や納豆、漬物など昔ながらの食材を意識して摂取するようにしましょう。

〇根菜類
レンコン、ごぼう、カブ、里芋などの根菜類は、体を温める働きがあります。腸は温める事で消化・吸収も高まります。また、夏野菜や生野菜の食べ過ぎは腸を冷やす原因にもなります。生野菜だけではなく、加熱調理した野菜の方が腸の吸収率も高まります。


腸内環境を整えるために心がけたい食事法

〇よく噛んで食べる
よく噛むことで、食べ物が細かくなり吸収率が高まります。また、唾液の分泌が促進されます。唾液には、消化酵素(アミラーゼ)が含まれ、このアミラーゼは糖質や脂質を分解し腸内に吸収されやすやい状態を作ります。理想は50回ですが、最初は30回を目標にしてみましょう。

〇食べ過ぎに注意(腹八分)
現代人は、ついつい食べ過ぎてしまう傾向にあります。食べ過ぎてしまうと、腸の消化率も悪くなり不要なものが腸に溜まりやすくなります悪玉菌が増えやすくなります。食事は、腹八分がベストです。また、アルコールは満腹中枢を狂わせ過食になりやすいので、アルコールの飲みすぎにも注意しましょう。

〇温かい食事を意識して摂取する
冷たい飲み物は、腸も冷えやすくなり蠕動運動の働きも悪くなり消化・吸収を妨げます。キンキンに冷えた飲み物は控え、常温や温かい飲み物を摂取するよう意識しましょう。

いかがでしたか?腸内環境を整えてキレイも幸せも手に入れましょう♪

☆彡皆さんがいつまでも健康で美しく幸せでありますように☆彡
そんな願いを込めて書いています。

ティナロ化粧品代表・ホリスティック美容家
齊藤あき